コロナウイルス感染拡大で感染対策に迫られるホテル・旅館など観光業

政府 コロナ対策として観光業・飲食業など2兆円規模支援の方針|ホテル・飲食店で次亜塩素酸水を使ったウイルス対策が人気に

政府は4/7にもまとめる緊急経済対策で、新型コロナウイルスの感染拡大で来客数が激減し経営に打撃を受けている観光業・飲食業、イベントの延期や中止を余儀なくされているイベント業に2兆円に及ぶ規模の支援を盛り込む方針であることが分かりました。

観光業では1泊あたり2万円を上限として、国内旅行の宿泊代や現地での食事代、土産物代などを補助する方針です。こうした観光業にかかわる施策に1兆円あまりをあてる予定です。

延期・中止したイベントについては、コロナ終息後に開催する場合は、チケット代を割引きして政府が割引分を補助する方針です。

感染拡大で打撃を受けた飲食店で使えるクーポン券も発行します。

クーポン券は、「Go To Travel」「Go To Eat」などといったネーミングにすることが検討されています。

民間企業がすでに発行している紙や電子のクーポン、ポイント還元などの原資を政府が補助する方針です。

【動画】コロナ拡大でホテル・飲食店・劇場も悲鳴|貸付でなく助成が必要

新型コロナウイルスの感染拡大の影響が拡大しています。

岡山県倉敷市にある老舗ホテル『鷲羽山下電ホテル』では、コロナ感染が拡大し以降、宿泊予約客のキャンセルが相次いでいます。

3月の客室の稼働率は2割以下と大きく下がっています。

4月以降は、例年より95%程度の売り上げ減少が見込まれている状況です。

同ホテルでは人件費を抑えるために、全体の3分の2の従業員に休暇を取って貰うなど、コスト削減に取り組んでいますが厳しい経営が続いています。

そんな厳しい状況下でも営業を続ける理由について、同ホテルの支配人は

「なんとか営業を続けていかないと、従業員の雇用、取引先企業の経営にも影響してしまう」

「国から休業補償のようなものを給付していただければ、会社自体も心置きなく休業に向かえるのではないか」と話します。

一方で、外国人向け観光ガイド・全国通訳案内士の龍里さんは、2/19を最後に、すべての仕事がキャンセルになりました。

全国通訳案内士のほとんどは、フリーランスとして働いています。現状、フリーランスへの助成は、子どもの臨時休校により、仕事ができない保護者に限られています。

龍里さんは「できれば貸し付けではなくて、補助金・助成金ということで金銭的にサポートしていただける施策があればありがたい」と語っています。

ライブハウスの店長であるスガナミさんは、公演の中止などによる損失の補償を求め、日本中から集まった30万を超える署名を国会に届けました。

スガナミさんは

「ライブハウスやクラブは、フリーランスの方に支えられていて、今の雇用助成だと賄えない部分がある」

「僕たちの場所が営業停止することによってみんなの仕事が失われていくので、その特殊性を理解してもらって業界に即した助成を考えて頂きたい」と訴えます。

スガナミさんは、ライブハウスだけではなく、劇場・クラブなど、あらゆる文化が生まれるスペースを守るために助成を求めています。

コロナウイルス拡大で観光業に大きな打撃|突然、全員解雇「バイトに休業手当ない」

4/3、沖縄県は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2月~5月の沖縄県への観光客が前年同期比50%減少するとの予想を発表しました。

これに伴う沖縄県内の全産業の経済損失額は1867億円になると試算されています。

沖縄県内の観光収入は1166億円の損失が発生し、約1万9000人以上の雇用が失われる可能性もあると言います。

沖縄の観光業では、アルバイト従業員や派遣社員が突然解雇されるという事例が急増しています。

観光バス運転手(60代男性)は「会社が3月中旬から休業しているが、アルバイトの自分には休業手当が払われていない」と言います。

レンタカー会社に勤務する派遣労働者は「会社に数日間休むよう言われたが、賃金補償しないと言われた」と語っています。

またあるホテルでは「4/15で全員解雇と言われた」という事例もあるとのことです。

コロナ対策が迫られる観光業|次亜塩素酸水を活用したウイルス対策が人気に

宿泊客が急減するホテル業界でもコロナウイルス対策の必要性に迫られています。

埼玉県越谷市の「ホテルサンオーク南越谷」では、コロナ対策として空間除菌効果のある次亜塩素酸水を空間噴霧しています。

同ホテルでは、入り口には手の消毒液を、フロントロビーには「次亜塩素酸水」を噴霧出来る機械を設置するなどしてウイルス対策に力を入れています。

また、ホテルスタッフがこまめにアルコール消毒で、ドアの取っ手・エレベーターボタンの消毒・カウンター周りの消毒を常時行っています。

次亜塩素酸水は、インフルエンザウイルスやノロウイルスの殺菌効果が実証されており、新型コロナウイルスに対する除菌・殺菌効果が期待されています。

次亜塩素酸水は目や口に入っても害はなく、うがいに使うこともできるなど、安全性が極めて高いのが特徴です。

こうした安全性の高さから、次亜塩素酸水をコロナ対策に用いるホテルが急増しています。

コロナ対策に迫られるホテル業界では、除菌・殺菌効果が高く、安全性が高い「次亜塩素酸水」の活用が急拡大している
コロナウイルス感染拡大で感染対策に迫られるホテル・旅館など観光業
最新情報をチェックしよう!