【動画】東京都で118人の新型コロナウイルス感染者が確認|小池都知事の会見(2020/4/5)
4/5、東京都内で確認された1日当たりの新型コロナウイルス感染者が、初めて100人を超えました。
1日当たりの感染者は3月中旬ごろまで数人~十数人で推移してきましたが、4/25に41人と急増。
その後も1日あたり数十人の水準が続き、4/5には初めて100人を超えました。
東京都の感染者の累計は3/30時点では443人でしたが、4/4時点で891人に上り、わずか5日間で倍増しました。
「感染爆発」が発生しかねない状況となっており、都は警戒を強めています。
特に3月末から20代以下の若い世代での感染者が増えて来ています。
東京都福祉保健局では、若者は高齢者に比べ行動範囲が広く、無症状のまま感染を広げている可能性がある指摘しています。
4/4時点で、入院中のコロナ患者は800人を超えています。
小池知事は、感染者が入院する病床の確保について、5日午前、「あすまでに1,000床確保している」と述べましたが、このペースで感染者が拡大すれば病床が足りなくなる恐れが出ています。
都では数日中に、無症状の感染者と軽症者はホテルで療養する体制をスタートする方針です。
小池知事は「週明け早々に、今いる病院からホテルに転出になる」との見解を示しました。
一方、緊急事態宣言については、「しっかりと判断いただいて、早期に結論を出していただきたい」と述べ、政府に対して、早期の判断を強く求めました。
小池百合子知事は「感染爆発の重大局面」として、2週連続で週末の外出自粛を要請。
4/4には、「命が関わっています。不要不急の外出をお控えいただくようお願いします」とのコメントを出しています。
千葉県では県立学校の再開を一転、4月末まで臨時休校に
4/5、千葉県は明日から再開する予定だった県立学校について、4月末まで臨時休校とすることを先ほど発表しました。
森田知事は、県立学校の再開方針を一転させ、4月末まで臨時休校として、 引き続き不要不急の外出自粛を呼びかけました。
千葉県の県立学校は先月上旬から新型コロナウイルスの影響で休校になっており、一部の地域を除き明日から学校を再開する方針を示していました。
しかし、千葉県内では感染経路が分からない感染者が増え続けており、千葉県内での感染者は昨日までに230人以上が確認されています。
この状況を受け、森田知事は再開方針を一転。
すべての県立学校について4月中は休校とすることを先ほど発表し、休校中も不要不急の外出を控えるよう呼び掛けています。
コロナウイルス感染予防のポイントは?
東京都感染症情報センターでは、コロナウイルス感染を予防するポイントとして以下の2点を挙げています。
予防のポイント
- 流水と石鹸による手洗いを頻回に行いましょう。特に外出した後や咳をした後、口や鼻、目などに触る前には手洗いを徹底しましょう。
- 咳やくしゃみをする場合には口と鼻をティッシュや腕で覆いましょう。その後、ティッシュは捨て、流水と石鹸で手を洗いましょう。
ドアノブなど多くの人が手で触れる箇所にはウイルスが付着している可能性があります。
こういった個所では、アルコール・次亜塩素酸ナトリウム・次亜塩素酸水を使った除菌・殺菌・消毒が有効です。
特に「次亜塩素酸水」は、アルコール・次亜塩素酸ナトリウムと同等以上の除菌・殺菌・消毒効果が期待できる上に、口に入れても安全なため、子供や老人のいる施設などでも安全なウイルス対策として注目度が高まっています。