ママダ(茨城県筑西市)は、手洗い・清掃に活用できる次亜塩素酸水(酸性電解水)を生成する給水器の販売を開始しました。
新型コロナウイルス感染拡大で消毒や除菌への意識が高まる中、スーパーやドラッグストアでは、アルコール消毒液が品切れ状態になっています。
そんな中、新型コロナウイルスの除菌・殺菌・消毒対策として次亜塩素酸水が人気を集めています。
経済産業省では、「次亜塩素酸水が新型コロナウイルスの消毒に有効な可能性あり」と発表しており、次亜塩素酸水を手洗いなどに使うことで除菌効果が期待できることから注目を集めています。
同社の間々田社長は「アルコール除菌、消毒液などが手に入らない状況への対策として有効と考えた。感染予防の一助になる」としています。
この給水器の名前は「@除菌PREMIUM手・洗う」。
「@除菌PREMIUM手・洗う」は、水道に接続し、内部で水と電解補助液を電気分解して次亜塩素酸水(酸性電解水)を生成します。
センサーに手をかざすだけで次亜塩素酸水が出る非接触式ですので、大変便利で衛生的。
次亜塩素酸水は用途に合わせ濃度を調整でき、標準的な濃度の場合、補助液1リットルで800リットルの次亜塩素酸水が生成できます。
「@除菌PREMIUM手・洗う」は、次亜塩素酸水を大量に生成できます。
手洗い以外にも、スプレーボトルに入れてキッチンやトイレなどの清掃にも手軽に利用することができます。
「@除菌PREMIUM手・洗う」の価格は29万8千円(税別)。
※補助液の価格は、10リットルで2万8千円(税別)
同社では、筑西市内の全小中学校に1台ずつ、計27台を寄贈しました。
同社には、「@除菌PREMIUM手・洗う」の販売開始以降、レストラン・ホテル・美容室・葬儀会社などから問い合わせが来ているとのことです。
また、販売開始を記念し、先着で30台を1カ月無料で貸し出しキャンペーンも実施中です。
間々田社長は「新型コロナウイルスの終息後も、消毒や除菌に対する考え方や意識が今まで以上に高まる」と見ており、今後は教育機関のほか、飲食店、介護施設、医療施設フィットネスジムなど、除菌・殺菌・消毒の意識が高い事業者向けに展開していく方針です。
ママダが販売を開始した除菌電解水給水器「@除菌PREMIUM手・洗う」
「@除菌PREMIUM手・洗う」の価格:29万8千円(税別)
※補助液の価格:10リットルで2万8千円(税別)