コロナウイルス感染者拡大を受け、マスクや消毒液が不足しています。
そこで岡山県浅口市では、新型コロナウイルスの感染防止に使ってもらおうと、除菌効果がある次亜塩素酸水を市民に無料で配っています。
次亜塩素酸水は塩酸や食塩水から作る電解水です。
市では、除菌効果があるため不足しているアルコール消毒液の代わりに使ってもらおうと先月末に次亜塩素酸水の生成器(生成機)を購入しました。
4/2から健康福祉センターなどで、市民や事業者に次亜塩素酸水の一種「微酸性次亜塩素酸水」を無料配布しています。
市内のこども園では保育士が机などの除菌に次亜塩素酸水を使っています。
今後市内の全ての小中学校・こども園に次亜塩素酸水の生成器・次亜塩素酸水対応の加湿器・空気清浄機を順次設置する方針です。
同市の栗山市長は「どんどん消毒していただいて、ウイルスから身を守るということに使用していただけたら」と語っています。
【動画】岡山県浅口市が次亜塩素酸水の生成器を購入。微酸性次亜塩素酸水を市民に無料配布
浅口市では、微酸性次亜塩素酸水の無償配布を開始します。
浅口市では、次亜塩素酸水生成機(生成器)を購入し、4/2より希望する市民に対し、無償で次亜塩素酸水の配布を行っています。
これに加えてこの度、金光総合支所及び寄島総合支所においても、次亜塩素酸水生成機(生成器)の設置が完了し、4/8より市民への配布を開始します。
微酸性次亜塩素酸水とは?
微酸性次亜塩素酸水は、塩酸や食塩水を電気装置で電気分解することで得られる次亜塩素酸を主成分とした電解水で、ウイルスや細菌の除菌に効果があるとされています。
人体や環境に対しても安全性が高く、厚生労働省より食品添加物の殺菌料としても認可されています。
※家庭用塩素系漂白剤(台所用)を希釈したものとは異なるものです。
- 配布量:1回500mlを無償提供いたします。
- 配布方法:持ち帰る容器は各自持参してください。
※ミネラルウォーターのペットボトル等が最適です。金属製のものは適しません。
使用方法・注意事項
- 次亜塩素酸水は、紫外線が当たると殺菌効果がなくなります。紫外線に当たらないように、黒い袋・アルミホイル・段ボール等をご用意の上、お持ち帰りください。
- 飲み物のペットボトルを使用される場合、誤って飲まないようご注意ください。
- 部屋の除菌消臭、テーブルの除菌、トイレの除菌消臭、食材の除菌洗浄、洋服・タオルの除菌、調理器具の除菌洗浄、フロアの除菌清掃などに使用できます。
- 保管する場合は冷暗所で保存することで、約2週間の保存が可能です。紫外線に当たると、除菌効果が減少します。
その他の使用事例
- スプレーボトル等に入れて噴霧する
- 清潔な布に含ませてふき取る
- 食材の除菌(除菌後、水道水で洗い流すこと)
- 2 倍に薄めて加湿器で噴霧(超音波式のみ可)
お問い合わせ先:浅口市のHP