次亜塩素酸水で除菌した医療スタッフ

【薬剤師が解説】次亜塩素酸水の効果的な使い方・加湿器で空間除菌するときの注意点

新型コロナウイルスの感染者拡大を受け、次亜塩素酸水が人気を集めています。

しかし、「次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウム水溶液の違いは何?」「次亜塩素酸水の効果的な使い方は?」「次亜塩素酸水を加湿器で噴霧して空間除菌する際は何に気を付ければいいのか?」など、お悩みの方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、次亜塩素酸水に詳しい薬剤師の方が、次亜塩素酸水について解説された動画を取り上げます。

この記事はこんな人におすすめ!

  1. 次亜塩素酸水の効果的な使い方を知りたい方
  2. 次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウム水溶液の違いについて知りたい方
  3. 次亜塩素酸水を加湿器で空間噴霧し、空間除菌する場合の注意点について知りたい方
  4. 次亜塩素酸水について、薬剤師の資格を持つ専門家による、正確で分かりやすい解説を必要としている方

【薬剤師が解説する】次亜塩素酸水の効果的な使い方・加湿器で空間除菌するときの注意点

解説するのは現役薬剤師のKoKoさんです。

KoKoさんは、 27歳のときに独立し、調剤薬局を経営されている薬剤師さんです。

■次亜塩素酸水の効果的な使い方は、加湿器・噴霧器で空間噴霧!

次亜塩素酸水を空間噴霧・空間除菌に使用する場合は、できれば、次亜塩素酸水を製造したメーカー専用の加湿器・噴霧器を使用してください

家庭にある加湿器で試してみたい方は、この記事で解説する注意点に気をつけて自己責任でご使用ください。

以前の動画でも次亜鉛素酸と次亜塩素酸ナトリウムの違いについてお話ししました。

新型コロナウイルスの感染者拡大を受け、次亜塩素酸水が急激に注目され人気が高くなっています。

人気の理由は、次亜塩素酸水は、除菌・消臭効果が高くて科学的に安全性も証明されてるからしょう。

しかし、まだ、次亜塩素酸と次亜塩素酸ナトリウムをよくご理解されていない方がいらっしゃるみたいなので、今回は改めてその違いについてお話をしたいと思います

次亜塩素酸水は加湿器で空間噴霧するのが最も効果的というように言われているので、加湿器・噴霧器を使われる際の注意点もお話ししていきたいとおもいます。

次亜塩素酸と次亜塩素酸ナトリウムの違いついておさらいしましょう。

次亜塩素酸と次亜塩素酸ナトリウムは全くの別物です。

よって、次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウム水溶液は別のものです。

ネット上には、次亜塩素酸水を自作しようというような情報もたくさんあります。

キッチンハイターなどの次亜塩素酸ナトリウムを水で希釈すると次亜塩素酸水が作れると解説している動画やサイトがたくさんありますが、これは間違った解説です。

次亜塩素酸水は、厚生労働省によって食品に使用することが認可されていて、安全性が高い除菌水であり、手指の洗いや空間除菌に使用しても安全です

一方、次亜塩素酸ナトリウムを希釈した水溶液を手指の洗いに使用すると肌を痛め・手荒れの原因になりますので、注意してください。

また、次亜塩素酸ナトリウムを希釈した水溶液を加湿器・噴霧器で空間噴霧するのは危険ですので絶対に止めてください。

次亜塩素酸水について、化学的にしっかり理解されている方は自作するのもいいかと思いますが、出来上がった液のPHや有効塩素濃度はいくつで、どうやって保存するのかまでよくご理解されてないと、自作は危ないと思います。

作り方間違えると大きな事故につながりますので、自分で作られる際はよく勉強されて、よくご理解された上で作るようにしてください。

改めて、次亜塩素酸と次亜塩素酸ナトリウムの違いについてお話をしていきたいとおもいます

次亜塩素酸ナトリウムとは?

キッチンハイター(次亜塩素酸ナトリウム)

まず、次亜塩素酸ナトリウムですが、一般的な商品にはハイター・ミルトン・ピューラックスがあります。

これら次亜塩素酸ナトリウムの水溶液ですが、除菌効果は確かに強いんですが、次亜塩素酸水と違って強アルカリ性なのでいくつか注意点があります。

まず、手指の消毒に使うことができません。

また、金属を腐食させる作用もあるので、金属製のドアノブなどに使うことはできません。

アルカリ性なので酸性のものと混ぜると有毒ガスが発生します

人体に使うことは推奨されていませんの加湿器・噴霧器・空気清浄機での空間噴霧・空間除菌に使うことはできません。

使用の際には十分換気する必要があります。

日本で売られている次亜塩素酸ナトリウムの濃度は12%から6%です。

12%、6%をppm に直すいくつになるかというと、それぞれ120000ppmと60000ppm になります。

消毒剤としてよく見かける濃度は50~200 ppmなので、60000ppm~の濃度のものをそのまま消毒に使用するのは危険です。通常は希釈して消毒に使います。

希釈してできた消毒剤が次亜塩素酸ナトリウム水です。

しかし、希釈したとしても次亜塩素酸ナトリウム水を人体に使用したり、空間噴霧したら大変危険です。

次亜塩素酸水とは?

一方、次亜塩素酸水は、次亜塩素酸ナトリウムに比べて除菌効果は80倍。

高い消臭効果があり、花粉やアレルギー物質の不活化効果もあります。

科学的に人体への安全性が証明されています。

電気分解で作られた次亜塩素酸は食品添加物として認められていて、食品に使用することもできます。

安全性か証明されているので、空間除菌・空間消臭に使用することもできます。

次亜塩素酸水は、次亜塩素酸ナトリウムに比べて除菌効果は80倍。安全性が高く・空間除菌に使用することができる

ただし、欠点もあって、次亜塩素酸水は光と熱に弱いので長期で保存することができないです。

直射日光に当たらない場所で保存するようにしましょう。

次亜塩素酸水は、加湿器・噴霧器で空間噴霧するのが効果的な使い方

次亜塩素酸水は、スプレーで空間に撒いても全然効果を発揮するんですが、加湿器・噴霧器で噴霧したほうが効果的で効率的です。

次亜塩素酸水を製造・販売しているメーカーが、次亜塩素酸水専用の加湿器・噴霧器も販売されているケースがあります。

特に冬の乾燥する時期は、加湿・除菌・ウイルスの不活化の効果が得られるので、次亜塩素酸水対応加湿器・噴霧器での空間噴霧は本当にとても効果的だと思います。

特に小さいお子さんがいらっしゃるご家庭なんかではいいんじゃないかなと思います。

加湿器・噴霧器を使う際の注意点

空間噴霧するときには、次亜塩素酸ナトリウムを使用しないよう気を付けて下さい。

次亜塩素酸水の製造・販売メーカー指定以外の加湿機・噴霧器を使用すると故障の原因になるので、次亜塩素酸水の製造メーカーさん専用の加湿器・噴霧器を使っていただいた方が良いと思います。

新型コロナウイルスの影響で加湿器・噴霧器の生産も追いついてないみたいなので、どうしても今手元にある加湿器を使ってみたい方は、自己責任で使ってください。

加湿器・噴霧器を使う際の注意点(1)「超音波式・気化式の加湿器・噴霧器を使用する」

超音波式もしくは気化式の加湿器・噴霧器を使用するようにしてください。

次亜塩素酸水は熱に弱いので、加熱式やハイブリッド式の加湿器は十分に効果を発揮することができません。

加湿器・噴霧器を使う際の注意点(2)「有効塩素濃度」

次は濃度です。

加湿器・噴霧器で空間噴霧をする場合の濃度は、50 ppm が最適です。

濃度が濃い場合は希釈するようにしてください。

加湿器・噴霧器を使う際の注意点(3)「室内全体に行き渡るように」

空間除菌に使用する場合は、室内全体に行き渡るようにしましょう。

加湿器の大きさによっては、お部屋全体に行き渡らない場合もあるので、高い所に置くとか空気を循環させるようにしましょう。

次亜塩素酸水については、厚生労働省からしっかりとした情報が公開されてますので、そういった情報をもとに正しく安全にを使っていただければなと思います。

  1. 次亜塩素酸水は、加湿器・噴霧器で空間噴霧するのが効果的な使い方
  2. 次亜塩素酸水の製造・販売メーカーが推奨する『次亜塩素酸水対応の加湿器・噴霧器』を使用しましょう

次亜塩素酸水とは

次亜塩素酸水は、ウイルスの除菌効果があり、食品の除菌に使用することもできる安全性が高い除菌水です。

赤ちゃん・子供・高齢者・ペットなどがいるご家庭でも安心して使用することができます。

次亜塩素酸水対応加湿器・超音波噴霧器などで空間除菌に使用することも可能です。

次亜塩素酸水は

  • インフルエンザウイルス・ノロウイルスへの除菌・殺菌・消毒効果がある
  • 新型コロナウイルスに有効な消毒方法として期待されている
  • 安全性が高いため手指の消毒にも使える
  • 赤ちゃん・子供・高齢者・ペットなどがいるご家庭でも安心して使用することができる

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